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XRPLのお祭り!Apex2024に参加した話

  •    2024年6月15日   2024年12月2日
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2024年6月11日〜13日、オランダ・アムステルダムにてXRPLサミット「Apex 2024」が行われました。 昨年9月に続き、2回目の参加です。この記事は、Apex2023より大幅にパワーアップしたApex2024の体験録です。

前回のApex2023体験録はこちら。

XRPL DevサミットApex2023に参加した話

2023年9月10日

2023年9月6日から8日にかけてオランダ・アムステルダムで開催されたXRPL Devサミット「Apex 2023」に参加してきました。

XRPL DevサミットApex2023に参加した話

参加したわけ

Consensusに引き続き、デモエリアに設置されるOrchestra Financeのブース担当として参加しました。

Apex2024で楽しみだった点

Apex2024はDevサミットではなく、オールサミット!

Apex2023には「XRPL Devサミット」という枕詞がついていた通り、参加者は基本的に開発者、プロジェクト側の人ばかりでした。当時の私はコミュニティでの活動実績やプロジェクトのバックアップがなく、そもそも開発者でもないことから、会場で他の人とXRPLの話をするのは難しいという難題がありました。

今年のApexはより広い範囲のオーディエンスを惹きつけるべく、「Devサミット」ではなくなりました。開発者はもちろん、デザイナーやマーケター、はたまたシンプルに一般ユーザーの方まで、誰でも気兼ねなく参加できるようになったのです。

私はこれを良い変化だと捉えています。

ブロックチェーンのエコシステムを作る際に、開発者の誘致が先かユーザーコミュニティ構築(≒マーケティング)が先か?という問いはよくあるのですが、両方に足を突っ込んでいる私から言わせれば「両方同時」であるべきです。 ユーザーがいないならビジネスチャンスもユースケースもありませんから開発者は来ませんし、良いプロダクトがなければユーザーコミュニティはできません。また、新しいチェーンにいきなり開発者が「よし、ここでビルドするぞ!」と来ることは稀で、彼らは最初はユーザーです。この両方を上手にケアして成長してきたのがイーサリアムだと思います。

なので、一般ユーザーを受け入れつつ、かつ開発者にとってもおもしろいイベントというのは大正解のルートだと思うのです。

XRPLコミュメンバーと会える!

昨年Apex2023の後にQさんまいさんXRPL Japanを始め、Ripple側から日韓盛り上げを仕掛けるえみさんとも連絡を取りつつ、私はCrossmarkやOrchestraの仕事をしてきました。Qさん・まいさんは日本、えみさんはアメリカ、私はヨーロッパとみんなバラバラの場所で活動しているので、一堂に介して直に顔を合わせる機会はレアです。Apexが唯一のチャンスと言っても過言ではないかもしれません。

今年はもっとXRPLコミュメンバーと会える!!

Apex2023に参加した日本人はQさんとまいさんだけでした。 今年はえみさんに加え、XRPL Japanコミュの中でも活発ななべさんPokotaroさんShunpさんサブ垢たろうさん、が参加されると事前に聞き、とても楽しみにしていました。 実際にはSBIの方もいらっしゃったと思います。去年の3人だけに比べると大幅な増加です!

余裕をぶっこきすぎて日程をミスる

プロジェクトブース担当もApex参加も2回目ですし、何よりオランダ、ご近所での開催ですから慣れたもんです。 ヨーロッパ内の移動はとても簡単で、離陸1時間前に空港に来て、セキュリティチェックを通過し、あとは飛行機内で座っているだけ。パスポートチェックもありません。私の場所からアムステルダムは2時間半くらいなので、気分としては東京ー大阪の新幹線移動のようなものです。

余裕の笑みを浮かべ6月10日にアムステルダム入りし、翌11日からのイベントに備えていたのですが、実際には11日夕方にApex2024受付開始(入場パス受け取り)でした。 予期せず半日空きができたので、周辺を散策したり、ホテルで仕事をして過ごすことに。 大きなUIアップデートをリリースしたCrossmark ver0.2.15にちょっとバグがあったりしたので、集中できる時間ができたのは結果オーライでした。

Apex2024 1日目:受付、ウェルカムレセプション

1日目は夕方から受付開始、ウェルカムレセプション、任意でサイドイベントと2日目から始まるメインイベントに向けた導入です。 私の場合はこれらに加え、プロジェクトブース担当として事前に会場ウォークスルーがありました。

明日のメインイベントに向け準備中の会場

Orchestra Financeのお隣はブラウザ拡張ウォレットのCrossmarkと、モバイルウォレットのXamanでした。 どちらもOrchestraをAMM UIプロジェクトの例として採用してくれていたので、横並び3画面全てにOrchestraが映る瞬間があります。(マーケティング的にラッキー!)

XRPLデモブース常連のxrp.cafeがいないと思ったら、なんと、彼らは今回会場でリアルカフェとして開業するようでした。カフェスタッフさんはxrp.cafeチームメンバーではなく本職の方々ぽかったですが、これは衛生管理ライセンス的な意味で仕方ないのかもしれません。

日韓ファンド発表!

Rippleはイベントにあわせ何らかの発表をすることが多いです。 1つめは日韓ファンドの発表でした。

恒例のスタンプラリー

Consensusに引き続き、今回もXRPLブースを回ってスタンプを集めてXRPLグッズをゲットするキャンペーンが展開されました。今回の景品はTシャツでした!

Apex2024 2日目:メインイベント

日本XRPLコミュグッズ到着!

この日、なんとQさんが日本からお土産を持ってきてくれました。 時差のせいで日本のコミュニティから離れてるな〜と感じることが多いので、こうしたあたたかい気遣いがとても沁みます。Qさん、チャーナさんありがとうございます!

今回はグッズを置いておくのに良い感じのコーヒーテーブルがなかったので、XRPL日本コミュニティからのNFTグッズはOrchestraブースに置きました。 チャーナ犬PlanetXのステッカーです!人気でどんどん減りました。

ちなみにチャーナ犬とPlanetXステッカーを最初にゲットしたのはCrossmarkのライアンさんです。 QさんがOrchestraブースに置いてくれた後、彼は隣のCrossmarkブースから飛んできて、「俺、彼らとコラボしたことあるんだぜ!!」とキラキラした顔でドヤってきました。

※私はXRPL日本コミュなので日本クリエイターズの動向は追っています。
※そもそも私はCrossmarkのモデレーターなので、コラボは当然知ってます。

マジレス塩対応して水をさすのはかわいそうなので、そうだね、よかったね、とウンウンしておきました。自分のところのModを忘れるほど嬉しかったライアンさん、かわいいね。

RippleステーブルコインのティッカーはRLUSD!

お知らせ2つめはRippleが発行するステーブルコインのティッカーでした。RLUSD!RLUSD!
たしか、春頃にRippleがRLUSDを商標登録して話題になったので、XRPL界隈ではすでにこのティッカーは周知の事実だったのですが、みんなで改めてワー!と言うのが楽しかったです。

繁盛するカフェ

会場の商談ブースにいる人たちは皆xrp.cafeカップを持っていて、マーケ的に大正解だな〜と羨ましく眺めていました。Orchestra Financeはいつかオーケストラを主催できるのでしょうか?

ちなみにブース来場者が減った17時頃にカフェに行ったらもう閉まっていました;;

ほっち、きのこフレンズと出会う

Apexに行く前からSNS上で交流があったlehmiさんとうとう邂逅しました。 レミだよ〜との自己紹介に対し私が怪訝な顔をしたせいか、「ほら!黄色のシュルームだよ!」と補足してくれてありがたかったです。私はピンクだよ〜と返しました。

ほっち

色で自己紹介するシュルームは戦隊モノ。

オフィシャルアフターパーティ

昨年もそうでしたが、オフィシャルパーティはお酒を飲んで音楽を聴いて仲間とバイブスをあげる感じです。楽しいのですが私はちょっと疲れていたので、日本や韓国からの来場者と少し話をして、Rippleや他プロジェクト関係者に挨拶回りをして、あとは船の近くでたそがれていました。

ほっち

そんなマーケ担当で大丈夫か?

Apex2024 3日目:メインイベント

イベント3日目はブース対応に加え、いくつかの商談に参加しました。そのため、公開できるようなおもしろい写真は全然撮れていません。 Rippleの方から「ずっと働き詰めじゃない!次は絶対に他のOrchestraメンバーを連れてきて半分仕事を任せた方がいいよ!」と労って(?)もらえたので良しとします。私はずっと大丈夫大丈夫と返していましたが、喋り通しでだんだん声が枯れてブース担当としての仕事に支障が出たので、次回はもうちょっと良い作戦を練らなければなりません。

そうそう、3日目にようやくxrpリアルカフェに行けました!エプロンにもカフェロゴが入っていてかわいかったです。

XRPL開発神Davidさんに写真を頼む

カフェコーナーにDavidさんがいらっしゃったので、XRPL日本コミュのNFTステッカー(ついでにOrchestraのブラボーくん)を手渡して写真撮影をお願いしました。SNSへの投稿も快くOKをくださり、撮影時は指でステッカーを隠していないか確認までする神対応。

去年のApex2023体験記でも書いたのですが、DavidさんはRippleのCTOという超大物でありながら、とても気さくで話しやすい方なんですよね。Consensus2024体験記ではRipple CEOのBradさんが近所の優しいおじさんみたいな神対応をしていたことを書きました。幹部陣は特にそういうあったか文化なのだろうか?

ほっち

CEOのBradさん、CTOのDavidさんって呼べる点でいかに良い印象の人たちか分かると思います

イベント終了後のおまけ

イベントが公式に終了した後、xrpカフェメンバーと、lehmiさんに教えてもらったレバノンフードのお店に行きました。ミントが効いていてめちゃくちゃ美味しかったです。ミントってデザートの添えものだと思って生きてきたので、メインの食事にガッツリ入っているミントを食べたのは初めてでした。すごく気に入ったので、人生損していた気がします。

ホテルに戻った後はポッサムチームにXRPL日本NFTコミュニティのステッカーを配布。そのお返しにもっとポッサムステッカーを貰いました。とても嬉しかったようでポッサム公式アカウントからもツイートしてくれました。

日本コミュNFTのコレクションも見せてくれました。

おわりに

Apex2024はApex2023より来場者の多様化が感じられ、さらに楽しいものとなりました。 私はずっとブースに居なければならなかったので積極的に新しいコネクションを作りにいけなかったこと、最後のほう声が出ずゾンビ化したことが心残りです。次回までに3日間喋り続けられるようボイトレします・・・。
日本メンバーはちょくちょく様子を見に来てくれ、顔には出ないものの内心めっちゃ感謝感激してました。ありがとうございました。

Apexはヨーロッパ開催が2年続いているので、来年こそアジアで、できれば日本で開催してほしいですね。そうすれば日本コミュメンバーも参戦しやすいですし!

おまけ

イベント中、ダントツでシュールだったシーン

プロのカメラマンに撮影してもらうブラボーくん。何に使うんだ・・・?