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2つの修正アメンドメントが有効化、dNFTもまもなく登場!

  •    2025年6月3日   2025年6月3日
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本記事は2025年6月3日投稿のXRPL公式ブログ"Two Fix Amendments Enabled, dNFTs Expected“の和訳です。


XRP Ledgerプロトコルの2つの修正アメンドメント、fixFrozenLPTokenTransferfixInvalidTxFlagsが、2025年5月15日に有効化されました。 さらに、DynamicNFTアメンドメントはバリデーターのスーパーマジョリティからの支持を得ており、支持が継続すれば2025年6月11日に有効化される予定です。 これらのアメンドメントをサポートするコアサーバーの最低バージョンは v2.4.0 です。 それより古いバージョンで稼働しているサーバーは、現時点で amendment blocked の状態となっています。

対応が必要な変更

  • コアXRP Ledger (rippled) サーバーを運用されている場合は、サービスを継続するため、バージョン2.4.0以上へのアップグレードが必要です。
  • Clioサーバーを運用されている場合は、サービスを継続するため、バージョン 2.4.0 以上へのアップグレードが必要です。バージョン 2.4.1を推奨いたします。

アップグレードしない場合の影響

バージョン2.4.0より古いrippledサーバーを運用されている場合、サーバーはすでに amendment blocked の状態となっており、以下の状態に陥ります。

  • レジャーの妥当性を判断できない
  • トランザクションの送信や処理ができない
  • コンセンサスプロセスに参加できない
  • 今後のアメンドメントへの投票ができない
  • 不正な可能性のあるデータに依存する恐れがある

バージョン2.4.0より古いClioサーバーを運用されている場合、サーバーはネットワークから新しいレジャーを処理できなくなります。

サポートされているプラットフォームでのコアサーバーのアップグレード手順については、インストールガイドをご参照ください。

DynamicNFTアメンドメントの詳細

DynamicNFTアメンドメントは、ミュータブル(可変)な非代替性トークン (NFT) を作成する機能を追加します。 新しいtfMutableフラグを有効にしてミントされたNFTはミュータブルとなり、ミント後でもURIフィールドを更新できるようになります。 ミント時にミュータブルとして指定されなかったNFTは、変更できません。

新しいNFTokenModifyトランザクションを使うことで、ミュータブルNFTのURIフィールドを変更できます。

今後のアメンドメント

Known Amendmentsのページが更新され、コアXRP Ledgerサーバーの今後のリリースである 2.5.0 に含まれる見込みのアメンドメントがいくつか掲載されました。 該当するアメンドメントは以下のとおりです。

  • Batch 複数のトランザクションを1つのバッチとしてまとめ、一緒に処理できるようにします。
  • fixAMMv1_3 自動マーケットメイカー (AMM) のいくつかのバグを修正します。デポジット時の丸め処理や、オークションスロット機構におけるバリデーション強化などが含まれます。
  • fixEnforceNFTokenTrustlineV2 NFT発行者が認可済みトラストラインやディープフリーズを回避して、送付手数料(トランスファーフィー)としてファンジブルトークンを受け取れてしまうバグを修正します。
  • fixPayChanCancelAfter すでに有効期限の切れたペイメントチャネルを作成できてしまうバグを修正します。
  • PermissionDelegation アカウントが他のアカウントに対して、一部の権限を委譲できるようにします。
  • PermissionedDEX パーミッションドドメインによってアクセスを制限する、分散型取引所 (DEX) 上の管理された取引環境を構築できるようにします。
  • SingleAssetVault 複数の預金者からの資産を、レジャー上の単一の構造にプール化する仕組みを提供します。
  • TokenEscrow エスクロー機能を、発行済みトークンおよびMPTにも対応するように拡張します。

これらのアメンドメントはすべて、すでにdevelopブランチへマージされており、現在は最終テストの段階にあります。 安定版リリースに含まれた段階で、正式に投票可能となります。 投票可能となったアメンドメントは、アメンドメントプロセスに従い、信頼されたバリデーターのうち80%超のスーパーマジョリティによる支持が2週間継続すれば、有効化されます。

学び・議論する

これらのアメンドメントや、今後のプロトコル機能についてのフィードバックは、ぜひお寄せください! 詳しくは以下のリソースをご参照ください。