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XRPLとEVMを繋ぐブリッジコンセプト「AQUADUCK」の紹介

  •    2024年3月1日   2024年3月1日
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AQUADUCK公式アナウンスツイート原文を読みたい方はこちらからどうぞ。

🦆 AQUADUCK(アクアダック)とは?

AQUADUCKは、XLS-38d(クロスチェーンブリッジアメンドメント)を採用したブリッジ・コンセプトです。ETH Denve2024で設けられたXRPL Zoneでのデモのため開発されました。

クロスチェーンブリッジ: 異なるチェーン間で資金を移動する際に利用すること。
ここではXRPLチェーンとEVMチェーン間で資金を移動することを指します。

ETH Denver: 毎年、アメリカ合衆国コロラド州デンバーで開催されるイーサリアムチェーン特化イベント。
暗号資産業界の進化と共に年々規模を増し、現在では世界中からイーサリアム開発者のみならずブロックチェーン開発者が集う一大フェスティバルとなっています。いわばクリプトの👗パリコレ👢

XRPL Zone: XRPLおよび来たる「XRPL EVMサイドチェーン」をPRするため設けられたブース。

🦆 気になるコンセプトはこちらから!

アニメーションがとってもかわいいので、ぜひサイトを覗いてください。

http://concept.aquaduck.xyz

🦆 AQUADUCKは何のために生まれたのか?

AQUADUCKを開発したのは、ブラウザ拡張型XRPLウォレットであるCrossmarkのファウンダーであるRyanさん、通称@interc0derです。彼はETHDenver2024でのハッカソンでAQUADUCKコンセプトのデモを行い、「他の開発者が類似のものを構築するインスピレーションになれば幸い」と述べました。

コードもgithubで公開されています。

🦆 備考

  • コンセプトなので、今のところ機能は限られている。ウォレット接続はまだできない。
  • XLS-38dアメンドメントがXRPLメインネットで採用される頃には、Crossmarkウォレットをフルサポートする予定。未来はクロスチェーン!

🦆 デザインは、あの有名Duckコレクションとコラボ!

AQUADUCKのデザインは、@duck_wtdコレクションを展開する日本人アーティスト・君(キミ)さんが担当。
「コミュニティメンバが協力しあい、XRP Ledgerエコシステム内でイノベーションを生み出していく」というポリシーを体現したプロジェクトとなっています。

WTDコレクションをxrpcafeでチェック👇🦆☕︎
https://xrp.cafe/collection/wtd

🦆 ほっちのAQUADUCK裏話

私はこのコンセプトがローンチすることを非常に楽しみにしていました。というのも、私はWTDホルダーであり、しかも開発中のRyanさんの依頼でちゃっかりグループチャットに入れてもらっていたからです。

🦆 Ryanさんからの依頼でグループに参加

依頼の要約:
「俺めっちゃアメリカ人だから、キミに失礼に思われていないか心配。フォローしてくれ!」

日本は婉曲的な文化で知られています。
我々ネイティブ同士の会話ではあまり気付かないかもしれませんが、日本人ってあんまりダイレクトに物事を伝えないんですね。その点英語のコミュニケーションはズバズバ直球なので、彼はそのあたりを気にしていました。

ほっち

えっ・・・私相手にはそんな配慮一度も・・・?

君さんも過去に「英語のコミュニケーションは得意ではない」ということをWTDツイートでおっしゃっていたと思うので、意気揚々とグループに参加したわけですが、

結論を述べると私の出番はまったくありませんでした。

要件合意から一週間も時間がないタイトスケジュールの中、ふたりのプロがどんどん仕上げていくデザインに感動しているキノコがいるだけでした。

特に、Ryanさんの「滝みたいな、でももっと良いアニメーションが欲しいかな〜」という注文に対し、君さんが「フレンドリーな雰囲気にしたいから、スイミングプール作ってみた」と返した時は震えましたね。天才なのかな?って(完全に推しを間近で見つめるチャンスを得たファンである)

🦆 AQUADUCKのネーミングはどこから?

君さんは2月のMonthly XRPLで、

クロスマークのintercoderさんとは以前から連絡をとっていました。
DuckとコラボしたいとDMがあり、そのときは名前は知らなかったのですが、AQUADUCKという名前なのでDuckでデザイン作ってくださいとのことで

と発言されていました。
つまり、君さんに依頼した時点でRyan(interc0der)さんの頭の中には既に「AQUADUCK」コンセプトがあったように見受けられます。

考えてもわかるはずがないので、Ryanさんに訊いてみた

新しいブリッジのブランディングを考案している時に、ローマで初めて民間化されたAqueduct(水道橋、または水路橋)について考えたんだ。
Duckというテーマは自然とついてきたもので、キミはこの名前の大きなインスピレーションの源だった。で、ETH Denverに向けて、キミとのコラボレーションはいいアイデアだと思ったんだ。
あとは知っての通りだ。

Aqueductはこんなやつです。Wikiはこちら

ほっち

Aqueduckt(アクエダクト)からAquaDuck(アクアダック)に・・・!

つまり、バリバリ君さんとのコラボありきのネーミングだったようです。
君さんに断られなくて良かったね、Ryanさん・・・!


🦆 AQUADUCK関連情報まとめ