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第1回Monthly XRPL:2024年1月のまとめ

  •    2024年2月11日   2024年2月11日
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2024年2月10日、XRPL Japanディスコードサーバーにて、第1回Monthly XRP Ledgerイベントが開催されました。
前回のMonthly XRPL:2023年総まとめスペシャル


イベント主催

Qさん

Qさん

XRPLで活躍する開発者。
技術で分からないことがあればQさんにきけ!
まいさん

まいさん

XRPL人気ウォレット、Xaman(旧XUMM)サポート。
Xamanで分からないことがあればまいさんにきけ!

開発者Qさんのピックアップニュース

rippled 2.0.0リリース!(1月9日)

  • XChainBridge

    サイドチェーンブリッジ機能 XRPLプロコトルサイドチェーン/EVMサイドチェーン

  • DID

    分散型ID機能

rippled 2.0.1リリース!(1月30日)

  • PathFindの修正
  • AMMの投票開始

rippled 2.1.0リリース (2月中に来る?)

  • AMMの修正
  • NFTokenの修正

Xahau

  • Hooksスマートコントラクトにより実装自由度が広がり、XRPLプロジェクトでできることが増える。
  • XRPLプロトコルの安全性の上で自由なロジックを構築可能に
  • Wasmに加えてJS自体でHookを記述可能になるかも?

🍫 関連記事 🍫
ハロー、ザハウ

Evernode

  • Hooksを利用した分散型ホスティングシステム
  • サーバを利用したいプロジェクト運営やそのユーザがホストに支払って利用
  • ホストを運用することでリワード獲得可能

最近のQさんのdev活動

  1. NFTokenMintOffer
  2. DefaultCompositePath
  3. SelfPaymentMakesTrustline

XamanまいさんからXamanアップデート

  • 2.6.0でマルチチェーン(XRPL mainnet + Xahau)に対応

    また、このバージョンからXummではなくXamanになりました!

    ほっち

    ほっちの補足

    改名理由については、Xamanを開発するXRPL LabsのリーダーであるWiestseさんが何度か「よく知られたフィンテック会社に訴訟されたから」と言及されています。
    「Xumm」という名前がどこかで被っていたようです。


タンジェムカードはまだ「Xumm」名の物の在庫があるため、しばらくXummのままだそうです。
Xumm名タンジェムカードを使ってOGドヤ顔したい人は早めに入手しましょう!

  • 最近リリースしたxApp

    Multi-sign、Balanceadjustment

  • 秘密鍵管理について

    ここは私が離席してしまっていたので聞けていません😢
    おそらく、きちんとセキュアに保存して、絶対無くさない!というお話だったのではないかと思います。

    コメントでも指摘がありましたが、Xamanアプリでは最初のウォレット作成時のみ秘密鍵が表示されます。以降の確認手段はありません。
    MetamaskやTrustwalletといったウォレットアプリでは、後からでも秘密鍵をエクスポートする機能があります。もし秘密鍵を無くしても、まだウォレットにログインしている状態で、かつパスワードを覚えていれば、秘密鍵を救出できるのです。これは便利なのですが、逆手に取れば悪用もされ得るということです。使い勝手とセキュリティの難しいバランスですが、Xamanはここでセキュリティを取っているわけですね。

    ほっち

    ほっちの独り言

    1月にはRipple会長のChrisさんの鍵が漏れ、大金を盗まれた事件もありました。
    この件に関してはまた別記事にしたいと思います。

雑談タイム

今回から新たに雑談コーナーが設けられました!

もうすぐApex

毎年1度、世界のどこかで開催されるXRPLのお祭りApex。
昨年はQさん、まいさん、私が参加しました。

今年のApexには大きな変化点があります。
これまでは「Apex XRPL Developer Summit」だったのが、今年は「XRP Ledger Apex」になったのです。

XRPLにもっとDeveloer(開発者)が必要なのはもちろんですが、エコシステムはDeveloperだけでは成り立ちません。事業開発やマーケティング、ユーザーの参加も必要です。そういった意味を込めて改名したそう。
私は実際に去年のApexで肩身の狭い思いをした(半分はふざけた名前のせい)ので、Apexの門戸が非Developerにも大きく開かれたのは良いことだと思います。


🍫 関連記事 🍫 XRPL DEVサミットAPEX2023に参加した話

AMMと気になる課税発生タイミング

暗号通貨に関する税制は国によって様々ですし、もっと言えば管轄税務署、担当官にとってもバラツキがあります。税理士に相談しようにも、暗号通貨をサポートしない税理士は多いです。

イーサリアムに代表されるEVMチェーン等では既にAMMが根付いていますから、EVMユーザーの知り合いがいる方はそちらに質問してみることをお勧めします。
日本在住の私の知り合いの中では、トランザクションを全て計算するか、年末にすべて円転するかしている人の話をよく聞きます。

  1. トランザクションを全て計算する人

    その名の通り全てのトランザクションに目を通し、計算する方法。
    トランザクション数が少ない人や、トランザクションをサクサク読んで整理できる人に向いています。
    年末に円転したくないなら確実にこちら。

  2. 年末にすべて円転する人

    年末時点の資金総額から年始時点の原資を引いて、残りを全て利益として課税対象にする方法。
    税務署から確認が来た場合に備え、トランザクションもある程度整理しておくそう。
    円転中にトークンが高騰する可能性にいつも怯えているらしいです。

AMMのイールドファーミングに代表されるようなDeFiプロダクトを使うと、無税の国に住んでいない限り、税金の話からは逃れられません。 ホールドのみのリスクを取るか、運用してリスク分散を図るかは個々人のストラテジー次第です。
ご自分に合った方を選択するようにしてください。

あとがき

XRPL日本NFTコミュに興味のある方は、ぜひXRPL日本ディスコードサーバまで!
Monthly XRPLで取り上げ希望の話題、和訳希望の記事、詳しく知りたいプロジェクト、情報交換などなどお気軽に書き込んでください。